7月22日に76歳で亡くなったブラック・サバスのフロントマン、故オジー・オズボーンさんが、最後のステージで死を覚悟していたという。米メディア「ページ・シックス」が21日、報じた。
オジーさんは死の17日前の7月5日、英バーミンガムで行われた慈善コンサート「バック・トゥ・ザ・ビギニング」でブラック・サバスの最後の公演を行った。
音楽監督を務めたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのフロントマンで大物ギタリストのトム・モレロによると、オジーさんは最後のステージで、死期が近づいていることを悟っていたようだったという。
トムは「オジーがあと30年生きてくれればよかったのに。逝かなくてはならないと彼は本当に分かってように感じた」と語り、故人を「史上最高の人物の1人」と称えた。
トムはオジーさんの最後のステージを振り返り「それでも彼が生きていて演奏して、愛を感じながら、もう一度『パラノイド』や『クレイジー・トレイン』を演奏できたという事実に驚嘆した」と語りつつ「あの日は、何百万ものことがうまくいかなかったかもしれない。実際にうまくいかなかったのは3つくらいだったかもしれない。でも、ロックンロールのファン全員にとって、精神的に素晴らしい瞬間だったと思う」とも心からの思いを吐露した。
オジーさんの死期が近づいていることを気づいていたトムは、この日のコンサートを「ヘビーメタル史上最高の日」にしようと考えていたという。それでも偉大なアーティストの死の知らせは「あまりにも悲しかった」と告白。オジーさんの死去を「悲劇」と評しながらも、ヘビーメタルのアイコンが「あれほど長生きした」ことは「奇跡」だったと改めて哀悼の意を表していた。












