インドでゾウと自撮りしようとした男性がゾウに追い掛けられ、踏みつけられるも軽傷で済んだ。しかし、罰金2万5000ルピー(約4万2256円)を科せられ、反省動画を撮られた。インド紙インディアン・エクスプレスが12日、報じた。

 カルナータカ州森林局は11日、同州ナンジャングッド在住のR・バサヴァラジさんがバンディプール保護区で野生のゾウと自撮りをしようとしたため一時拘束し、2万5000ルピーの罰金を科した。また、二度とこのような行為をしないという誓約も求めた。

 バサヴァラジさんは10日午後5時30分頃、国道で野生のゾウに襲われた。バサヴァラジさんは軽傷で済んだが、ゾウが追い掛け、踏みつけるシーンの動画がSNSで拡散した。

 森林局はすぐにバサヴァラジさんの捜索を開始し、11日に自宅で拘束した。バンディプール保護区長のS・プラバカラン氏は「尋問の結果、バサヴァラジ氏は保護区の規則に違反したことを認めた」と話した。

 その後、撮影された動画では、バサヴァラジさんが他の観光客に警告を発している様子が映っている。

 自然と野生動物の情報を発信するフェイスブックアカウント「ナムル・マイスール」に、ゾウに追い掛けられ踏みつけられる動画とともに、バサヴァラジさんが「バンカプラ寺院から戻る途中、高速道路でゾウを見つけました。ゾウに近づき、自撮りをしようとしたところ、ゾウに追い掛けられて襲われました。このような行為をしてはいけません。森林を通る高速道路では車を止めないでください。用を足すために車を降りたり、野生動物に餌を与えたりしないでください」と反省を述べた。

 この事件を受け、カルナータカ州森林大臣エシュワール・カンドレ氏は、森林内のパトロールシステムと同様のパトロール車両を高速道路に配備するよう指示した。