今年、デビュー45周年を迎えた俳優の内藤剛志(70)が、BS日テレ「森田健作アワー 人生ケンサク窓」(8月16、23日午前9時から)に出演することになり、このほど都内で収録が行われた。
 
 内藤は、父親がNHKの技術職でドラマ収録のスイッチャーだったことや、母親が人形の製作に関わっていたことから「サラリーマン家庭でも、ちょっと特殊だったかもしれないが、今思うとクリエーティブな環境の中で育った」と話し、両親の勧めて幼稚園の頃からピアノやバイオリンを習っていたことなども明かした。
 
 その後、大阪星光学院高等学校から日本大学芸術学部映画学科に進むも中退し「文学座附属演劇研究所」に入所、1980年に映画「ヒポクラテスたち」でデビューした。当時を振り返り「最初は京都大学も考えたが、表現することがやりたいと思って、父親には内緒で日芸を選んだ」と語り「父親がテレビだったのですが、自分は映画に特別な思いがあった」ことを明かした。
 
 デビュー後は「九月の冗談クラブバンド」(長崎俊一監督)や「戦場のメリークリスマス」(大島渚監督)などの大作に出演する一方、「家なき子」(日本テレビ系)などテレビドラマでも活躍するようになり、95年1月から2001年9月まで27クール続けてテレビの連続ドラマ出演というドラマ史上で最高記録を樹立し「連ドラの鉄人」との異名をとるほどだった。
 
 8月23日にはBS日テレで「旅人検視官 道場修作」シリーズ第5弾となる「和歌山県 南紀勝浦温泉殺人事件」が放送される。「科捜研の女」(テレビ朝日系)でも刑事役を務めてきた内藤は「かれこれ20年間、刑事役をやってきましたからね」と振り返り「ここまでくると、刑事ドラマを見ている子供たちのためにも悪い役での出演はできないですよね」と苦笑いした。

 また、番組では役者以外の趣味として、愛車遍歴についても語った。内藤は現在、思い出の愛車が54台あるそうで「20歳で免許を取得して以来、稼いだ金はほとんど愛車に注ぎ込んできた」ことを明かしている。