小林製薬の豊田賀一社長が5日、大阪市内で行われた「2025年12月期第2四半期報道関係者向け説明会」に出席し、長期ビジョンと中長期戦略の方向性などを発表した。
昨年3月、同社が製造販売した「紅麹」を含むサプリメントによる健康被害が発生したと発表。事案発生時に社長だった創業家の小林章浩氏は昨年8月に退任し、補償担当となるも取締役にとどまった。今年3月、章浩氏の後任の山根聡社長は経営刷新のため退任し、米国法人社長を務めた豊田賀一執行役員が社長に昇格していた。
この日、同社は改めて創業家依存からの脱却を報告。代表取締役会長と社長の変更を昨年7月に完了したとした。
今回の発表内容を創業家の方に確認したのか聞かれた豊田社長は「(お伺いは)立てていません。もちろん小林章浩は、取締役なんで、それ(今回の発表内容)は知ってます。(同社会長を辞任した小林一雅)顧問には、お伺いは立てていません」ときっぱり否定した。
とはいえ、同社の筆頭株主である小林章浩氏を含め、創業家の方々が約3割の株を保有しており、多大な影響力を有している。
大株主で、部屋に呼ばれて〝別に説明して〟など言われないのかとの質問にも「もちろん(発表内容を)知っているとは思います。そういう質問はありません」と返答していた。












