4日のNHK連続テレビ小説「あんぱん」第91回で、「ミセス」ことMrs.GREEN APPLEの大森元貴が初登場。芝居がかった演出で視聴者にインパクトを与えた。
大森は「背中」の演技で朝ドラデビューを飾った。ヒロイン・のぶ(今田美桜)の夫で三星百貨店宣伝部員の嵩(北村匠海)が、三星劇場で上演する演劇のポスター作成を命じられる。劇団座長の大根(青柳翔)と喫茶店のテーブルで上演内容について語っていると、奥のカウンターに学生服の男性が映った。大森演じる「いせたくや」だった。
嵩と大根の話を背中越しに聞き耳たてる、たくや青年。時にうなずくように頭部が動き、背中に伝わる。2人の話が深まると「キーン」と拍子木のような効果音が鳴り、たくやの後ろ姿がアップに。いかに観客を楽しませるかという大根の話が続く中、ついにテーブルを押して立ち上がり「僕もそう思います!」と向き合う。なんとも芝居がかった登場となった。
自分も芝居が大好きで劇団を作ったというたくや。圧巻はそこからだった。「現実の壁にぶち当たってしまって、お客さんも入らないし、お金もふわ~っと湯水のように出ていくし、これからどうしようと途方に暮れていたところ、お二人の話が聞こえてきまして」とまくしたてた。
その間、18秒ほど。ワンカットでマシンガンのように話し切った。テーブルをはさんで嵩と大根が向き合い、その間に仕切りの板越しのたくやが立つ構図。さながら2人はたくやのスピーチを聞く〝観客〟と化していた。
NHKの番組公式Xには、「たまるかー! 嵐のように来て嵐のように去っていった」「熱意がこちらにも伝わってきてこの学生さんの話をずっと聞いていたくなりました」「元貴さん、改めて表現者なのだなと感動しました」といった称賛のリプライが寄せられた。
この日は、大根を演じた劇団EXILEの青柳もお披露目となった。












