F1ハンガリー・グランプリ(GP)予選が2日に行われ、不振が続く角田裕毅(25)に加えてエースのマックス・フェルスタッペン(27)まで8位と低迷したことで、技術部門の責任者であるピエール・ワシェ・テクニカルディレクター(TD)の解任を求める機運が高まっている。

 4月の緊急昇格後は不振が続く角田はハンガリーの地でフリー走行3回目はブービーの19位、そして肝心の予選でも16位でQ1敗退と深刻ぶりを改めて露呈した。

 これまではフェルスタッペンがなんとか持ちこたえて優勝争いに食い込んでいたが、ハンガリーGPでは大苦戦。いつもは予選になると速さを見せるが、今回はタイムが伸びずなんとかQ3まで進出するも、それが精一杯。結局8位とフェルスタッペンとしては厳しい結果に終わった。

 この状況で改めて浮き彫りになったのが、レッドブルのマシンに全く戦闘力がないこと。昨季後半から見られた性能低下に今季は拍車がかかり、他チームと比べて開発力の低さが際立ってしまっている。

 そのため、現在のレッドブルで技術部門を統括するワシェTDの手腕を疑問視する声が続出。海外ファンの間ではSNS上で「ワシェ氏が開発の指揮を執っても何も行われない」「我慢できない。ピエール・ヴァシェは凡庸で無能で、本当にがっかりだ。偉大なF1チームのテクニカルディレクターを務める資格などない」「もうシーズンを諦めて、このク○マシンを作った男(もちろん、ワシェのことだ)を解雇しろ、ホーナーじゃなくて」「ピエール・ワシェは完全にダメだ。アップデートがまたしても機能せず、彼自身もその理由が理解できない」「今すぐピエール・ワシェを排除せよ!」などと解任論が沸騰している。

 夏休みのタイミングで更迭論がくすぶり続けている角田が先か、それともワシェTDが先か…。ハンガリーGP決勝の結果次第で、クリスチャン・ホーナー前代表に続く激震が走りそうだ。