俳優の杉良太郎(80)が9日、東京・郁文館高等学校でBSフジ特番「杉良太郎の人生感―明日を生きるヒント―」(8月3日、21時放送)の番組収録を行った。この番組は芸能生活61年、福祉活動66年を迎えた杉が、講演形式で〝大切にしてきたもの〟を若者たちに伝えるというもの。
杉は郁文館高校1年生約60人に向けて、半生を語り、そこで得た人生観や考え方について語った。「皆さんの年齢は返ってこない。今の年齢で人生の目的をよく考え、自分の人生を生きたほうがいい」と語る。
また、「世の中のあらゆる事柄に対して〝なぜ〟と思うことが大切です。何でもネットで調べていくのみだと、中身まで練られた人間にはなれない。ネット漬けは自分を見失うからやめたほうがいい。力いっぱい生きないと人生はもったいない」とメッセージを送った。
講演後には生徒からの質問に答え、予定時間を過ぎても続けた。生徒の質問は、杉の力の源を問うものから、愛を問うものまでさまざま。対話を通して「こういったことを若い人が聞きたいって思うのは世の中捨てたもんじゃないなとうれしく思う」と笑顔を見せた。
収録を振り返って「自分でも『なぜそこまでするのか』は答えがないから、どうやって話したら理解してもらえるかを考えて話した。若い人たちにはもっといろいろなことを経験してほしい。経験が大事だともっと言いたかった」と語った。
今後も「こういった機会や理解者が増えて輪を広げられたらいい」と願っていた。












