俳優の佐藤二朗(57)が出演予定だった映画「踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!」(9月18日公開)のスピンオフドラマが制作中止と報じられ、波紋を呼んでいる。佐藤とフジテレビとの間には埋めきれないミゾがあった。

 8日のNEWSポストセブンによると、佐藤がスピンオフドラマで主演予定だったが、「踊る――」の製作委員会の一社であるフジは佐藤のハラスメント騒動を問題視し、当人に降板を通達したそう。関係各所にも制作中止を伝えたという。

 スピンオフドラマの制作は6月30日、明らかになった。ただ、「踊る――」のキャストでスピンオフドラマにも出演予定だった佐藤が7月1日の文春オンラインで、女優の橋本愛(30)に対するハラスメント疑惑を報じられ、騒動に発展。2人がダブル主演した4月期フジ系「夫婦別姓刑事」で、佐藤が橋本の身体接触制限を聞かされていなかったことが引き金となった。この騒動でスピンオフドラマが制作ストップしていた。

 佐藤のフジへの不信感は根強い。

 7月7日にはX(旧ツイッター)で「フジテレビは、なぜ、そこまで片方だけに寄り添うんでしょうか」と橋本寄りであることを疑問視。「踊る――」での自身の出演シーンは「全てカットしてほしい」とまで要望し、「フジの局員にも関わらず、僕に激励のメールくれたみんな、ごめん。僕は心から、もうフジとは関わりたくないです」と〝決別宣言〟した。芸能プロ関係者の話。

「フジは『夫婦――』で2024年夏ごろには二朗さんの主演で調整し、その後に二朗さん、橋本さんの順でオファーしています。二朗さんとしては今年2月のクランクインまで時間はあったのになぜ、こんな騒動になったのかという不信感があるそうです」

 対するフジも、態度を硬化させた。

「二朗さんのハラスメント騒動に加えて『踊る――』での出演シーンのカット要望や〝絶縁宣言〟があり、(フジ)上層部はまゆをひそめたようです」(フジ関係者)

 佐藤とフジが雪解けする日は来るのか。