国際政治学者の三浦瑠麗氏が12日、Xを更新。NHKで発覚した性加害事案について言及した。
NHKの5日発表によると、職員は番組出演者から性被害に遭って体調不良となり、休職。被害から1年以上たった後、NHKに被害を打ち明け、フラッシュバックなどがあるため異動した上での職場復帰を強く要望。ただ、協議した人事局などはこれを認めなかった。職員は被害から3年以上たった後に希望していた部署に異動。PTSDと診断されていた。
職員は昨年4月、当初の異動希望がなぜ認められなかったか、労働組合を通じてNHKに確認。同局はこの確認があった昨年4月まで、人権侵害事案が発生したと認識しなかったことが明らかになった。
三浦氏は「NHK会長はフジテレビ騒動当時、類似事案はNHKでは報告されていないと会見していた。知らされていなかったのだとすれば、『上に上げない』対応は日本企業ではむしろデフォルトだったのだろう。性をめぐる問題はプライバシー保護を理由に、最小限の関係者だけで共有されがちだからだ」と指摘した。
過去、フジテレビでは元タレント・中居正広氏の騒動が大きな話題となった。「ただ、同じことがフジテレビで判明すれば大問題になるだろう。両者への社会の反応がこれほど違うのを見ると、結局、俗情と正義感が結びつけられるかどうかで世論が大きく左右されるに過ぎないのかもしれない」とNHKの事案とフジテレビの騒動に対する世論の違いを分析した。












