芸能事務所「タイタン」の太田光代社長は8日、オンラインカジノで賭博をしたとして同日に書類送検された同社所属のお笑いコンビ「バターヤング」の佐野寛と、ピン芸人のあさひについて活動を自粛させない意向を示した。

 同社は3月1日、内部調査でオンラインカジノの利用者として4人が該当したと発表。その後、この4人がオンラインカジノへの理解が不足していたことから、警察側の判断を仰ぐために出頭し、弁護士とともに事情を説明していた。

 この日、太田社長は発表した声明で「当社としてはこの事態を厳粛に受け止め、司法の判断を真摯に受け止めるとともに、法令遵守および倫理教育のさらなる徹底を図り、再発防止に全力で取り組んで参ります」としている。

 改めて太田社長に取材すると、警察から書類送検する旨の連絡が入ったのは7日夜。出頭し取り調べを申し出た経緯を踏まえ、警察からは氏名の公表をしないとの説明を受けたという。ところが8日に実名が報じられたため「ちょっとクエスチョンマークがたくさんついているというのが現状で、驚きです」と戸惑いをあらわにした。

「不安がある人はみんな警察に相談して楽になったほうがいいんじゃないということが言えなくなったのが残念だなと思います」

 ただ、更生させることに躊躇はない。

「悪いことをしたら、法に従ってきちんとやらなければいけない。でも償ったら会社としては更生させるという方向にしなければいけない。そういう感覚を持っています」

 また、2人の今後については、仕事先の考えがあることを前置きしながらも「休ませるのはどうかと思ってます」と明かした。

「(会社の)利益のためではなく、人間として働いていた方がいいと思います。(休んでいると)気も滅入るだろうし、自粛はその人にとっても良くないと思っています。何らかの仕事を与えるしかないと考えています」

 今回書類送検されたのは4人のうち2人。残りの2人については8日の声明の中で「オンラインカジノを利用したとされる履歴(証拠)が見当たらなかったという報告を受けている」という。