吉本興業所属のタレントがオンラインカジノで賭博をした疑いが持たれている問題で、M―1ファイナリストの「ダイタク」吉本大ら6人が書類送検されたことがわかった。

 書類送検されたのは「ダイタク」吉本大、「9番街レトロ」なかむら★しゅん、「プリズンクイズチャンネル」竜大、「プリズンクイズチャンネル」最強の庄田、「ダンビラムーチョ」大原優一、「ネイチャーバーガー」笹本はやての6人。

 一昨年1月から昨年12月ごろ、海外で運営されているオンラインカジノサイトに「スポーツベットアイオー」などで賭博を行った疑いが持たれている。警視庁に匿名の情報提供があり、事件が発覚。6人の中には最高で約500万円を賭けていた芸人もいたという。

 書類送検された面々にM―1二連覇を果たした「令和ロマン」髙比良くるま、一部で関与が報じられた「とろサーモン」久保田かずのぶの名前はない。くるまはオンカジ問題が発覚した2月19日、「自らを律する」とし芸能活動を休止。ルミネtheよしもとの公演を3月末まで休演すると発表していた。

 くるまは2019年末に大学時代の知人から誘いを受け「海外の口座から送金してオンラインカジノをやっているのは違法ではない」と言われ「当時インターネット上で広告が上がっていた。そういったサイトの広告があったというのもありまして、こちらとしても違法ではないという認識をしてしまい、オンラインカジノをしておりました」と説明。興じた期間は2020年末まで「1年間ほど続いていた」と説明していた。

 お笑い関係者は「書類送検でこの問題はひと区切り。ただ、書類送検されずともオンラインカジノ利用を認めたくるまさんをテレビ業界がどう扱かは不透明だ。このところメディアで不祥事が続出しており、ピリピリしている」と話す。

 一連の問題を受け、吉本興業は2月、ウェブサイトで「弊社所属の複数のタレントがオンラインカジノを利用し違法な賭博行為をしたとして、捜査当局の事情聴取を受けるなどしており、関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけしていること、また、ファンの皆様に大変ご心配をおかけしていること、心からお詫び申し上げます。捜査に全面協力すると共に、外部の弁護士を交え、タレントに対して複数回にわたるヒアリングを実施するなど、事実関係を調査しており、各タレントとも今回の問題について真摯に向き合っているところでございます。最終的な処分等は、捜査の結果等を踏まえることになりますが、事実関係が確定し、様々な判断が決するまでは、関係各所及び本人とも協議の上、順次、芸能活動を自粛させていただいております」などとコメントを発表している。