れいわ新選組が16日、参院選東京都選挙区に元国会議員で作家の山本ジョージ(譲司)氏(62)を公認候補として擁立することを発表した。
山本太郎代表は「もともと国会議員です。逮捕されています。刑務所に入ってます。で、その中でさまざまな問題に直面しそれを解決することを第二の人生と決めた方です」とジョージ氏を紹介した。
ジョージ氏は菅直人元首相の秘書を務め、1989年に東京都議選に出馬し当選。96年に衆院選にくら替え。しかし、2000年に秘書給与流用疑惑により詐欺容疑で東京地検特捜部に逮捕された。裁判では懲役1年6月の実刑判決が確定し、服役していた。
ジョージ氏は「収監されたのは栃木県の黒羽刑務所。そこで非常に反省させられた。中にいる悪党から私たちが住むこの街をあの(刑務所の)塀が守ってくれていると思っていた。中に入って塀の位置付けが180度変わった。中にいる人の多くは高齢者だったり、知的な障害、あるいは精神に障害という人がたくさんいたんですね」と、刑務所の中に入ったことで学びがあったと明かした。この経験から出所後は厚生支援に携わるようになったという。
6年前にもれいわに誘われていたが断っていた。しかし、3年前に前立腺がんが全身に転移したことが発覚。今ではがんは消えたものの高額療養費制度を利用。「今年に入り提案された高額療養費の負担増の問題です。刃物を突き付けられたような恐怖を覚えた」(同)。そんな時に再び誘われたことから、出馬を決意した。「貧困大国、あるいは弱者排斥大国日本。これをぜひ変えたい」と意気込んだ。ほかに人質司法など刑事司法改革にも関心を持っているという。
山本代表は「まさに実務家であり改革者だと思っています。そのような方を東京から確実に国会に送り込むことが必要だ」と訴えた。












