1980年代末から90年代にかけて活動したアイドルグループ「CoCo」の元メンバーで、タレントの宮前真樹(45)が11日、1日限りのアイドル復活を果たした。

 CoCoは、1989年にフジテレビ系のバラエティー番組「パラダイスGoGo!!」のタレント育成講座・乙女塾から誕生。宮前と羽田惠理香、大野幹代、三浦理恵子、瀬能あづさという5人組グループで、当時は大ブームを巻き起こした。92年に瀬能が脱退した後は4人で94年まで活動し、惜しまれながら解散した。

 宮前はこの日、都内で行われたアイドルグループ「ハコイリムスメ」のカバーアルバム「青春の音符たち~Respect for 80s&90s」発売記念プレミアムライブツアーに参加。ハコイリムスメのメンバーとともにCoCoのヒット曲などを披露した。

「アイドルとしての活動はもうずっとしていない」と言う宮前にとって、この日は久々のアイドル復活。「こんな機会が来るとは思っていなかったので、とてもありがたい」と笑顔を浮かべた。

 アイドルとしての喜びを思い出したのか、CoCoの活動再開可能性についても言及。「アイドルってすごく幸せな仕事だと思うし、メンバーはみんな40歳を超えたけど、機会があればまたやりたい」と意欲を見せた。

 また宮前は2月16日、自身のブログで写真家の萩庭桂太氏(52)との結婚を発表。CoCoの元メンバーへの結婚報告も済んでいるそうで「LINEでメッセージをもらった」と明かした。

 芸能関係者は「アイドルといえば昔は若い子しかいなかったが、最近は熟女ブームもありアイドルの年齢層も上がっている。もしCoCoが再始動すれば、昔のファンは喜ぶだろう。テレビやイベントのオファーが殺到するのでは」と指摘。久々の再結成、果たして実現するか?