タレントでおおさかワンニャン特別大使の杉本彩が26日、大阪・関西万博・ヘルスケアパビリオンのリボーンステージで行われた人とペットとの暮らしや未来を考える「ペットとの共生イベント」に出席した。

 杉本は胸元が大きく開いた白のインナーにグレーのロングタイトスカートを合わせ、ネイビーのジャケットを羽織った姿で登場した。

 杉本は2017年から「おおさかワンニャン特別大使」を務めている。その経緯について大阪府の吉村洋文知事は「友人の結婚式に行った時に近く(の同じテーブル)に座ったのが杉本さんだったんですよ。大阪市の動物愛護をもうちょっと力入れてやりたかったので、これはチャンスだと思った。杉本さんに『大阪市のワンニャン大使をお願いできませんか』とダメもとで言ったんです。杉本さんから快諾いただきました」と振り返った。

 当時について杉本は「びっくりしました。そのような場でそのようなお願いがくると思ってなかったので…」と述べていた。

 この日は「動物福祉」についての考え方や動物虐待の実態、動物に関する法律について議論された。吉村知事が「緊急一時保護が必要となる事例が、実は大阪の寝屋川で発生した。今、国に法律改正の要請をしている」と報告。杉本は一般家庭で起こった動物虐待の事例として、寒空の下で飼い犬であるにもかかわらず野垂れ死にしたことを挙げた。

「強引に保護してしまいたかったという気持ちでいっぱいだったんですが、それをすると窃盗罪などの刑事罰に問われかねない。動物たちは自分で声を上げられないので、気付いた方が行政や警察に相談するとか、動物愛護団体の知恵を借りるとか何かしら動いていただければ」と訴えた。

 万博の海外パビリオンでは、その国の生物に関する展示も行われている。大阪市長の横山英幸氏は「ペット(生き物)の命をしっかり考えていかないと。万博を通じて各国の取組、子どもたちに生物に対する知識を知ってもらいたい」と語った。