ボクシングのWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M・T)とIBF同級王者・西田凌佑(28=六島)の2団体王座統一戦(6月8日、東京・有明コロシアム)について、元世界王者が試合展開を予想した。

 元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪氏は、自身が代表を務める「Treasure Boxing Promotion」のYouTubeチャンネルで統一戦に言及。「簡単にいかないと思う。今までで一番、中谷潤人が苦戦すると思う」と断言した。

 伊藤氏は「結構、難しい試合になる。中谷潤人の最近の試合って、ずっと圧倒してバーンと倒す感じじゃなくて(相手と)やり取りをずっとしていて、一発当てて締めるみたいなボクシングが多いから。西田選手が、その一発をもらうかなっていうところもあるんだよね。そうすると、ペース争いみたいな感じになると意外と競った展開もあり得るなと思っていて」と予測。

 その上で「距離も深いし(中谷の)ビッグパンチをもらわなかった場合、(西田が)細かいパンチを潤人の顔面にヒットさせるようなことがあると(中谷は)焦ってくるじゃん。そうなると、微妙に〝あれ、西田かな?〟みたいなラウンドが多くなってきたら…。もしかしたら、それは全然あるんじゃないかなって思うよ」と〝番狂わせ〟の可能性を指摘した。

 それでも、勝敗については「ただ、期待を込めて10ラウンドKO勝ち、中谷潤人」と結果を予想。「井上尚弥(との対戦)というものを見るのであれば、いい展開の中で10ラウンドぐらいでKO。そうしたら、中谷潤人はやっぱりすごいとなる。あの選手(西田)をKOするんだからさ」とモンスターとの対決につながる試合を期待した。