ボクサーの〝絶頂期〟はいつなのか? ボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏(45)が、プロ野球の巨人OB・岡崎郁氏(63)の公式ユーチューブ「アスリートアカデミア」にゲスト出演した。
〝KOダイナマイト〟の異名を持った内山氏は、日本歴代3位となる11回連続で同級の世界ベルト防衛に成功。だが、12度目の防衛戦となった2016年4月のジェスレル・コラレス戦で2ラウンドKO負けを喫して王座陥落し、同年の大みそかにダイレクトリマッチしたが判定負け。翌17年7月に、37歳で現役を引退した。
動画内で内山氏は「最初に違和感を感じたのは34(歳)ぐらいの時だった。スパーリングしていても、クリーンヒットじゃないけど『なんか、ちょこちょこパンチもらうな』『あれ? あいつのパンチちょっと見えなかったな』とか、そういうのが結構あって」と、現役終盤に衰えを感じていたことを告白した。
その上で、コラレスとの初戦について「ふいにいつも(と同じ)速いワンツーを踏み込んでいったら、見事にかわされてすこーんって(パンチを)もらって。そのまま2回倒されて終わっちゃった。まさか打ち抜いた後に、相手に避けられると思ってないから、ここでシュッといった瞬間にドンッとやられたので」と振り返った。
現役最後の試合に関しては「同じ相手に2回負けたのが、もう(自分の力が)落ちたなと感じた。最後の35、6の時はスパーリングとかで、前ほどの圧倒的な力が出せなくなってきたと感じていた。まあ引き際かなと思いましたね」と率直に語った。
また、岡崎氏からは「野球選手は28から32ぐらいの5年間が経験も(あって)体も動くし、一番いいとよく言われる。ボクサーも大体それぐらいなんですか?」と全盛期に関する質問が飛んだ。これに対しては「僕は31、2ぐらいが一番ピークだと思う。30ぐらいが一番いいと思います」と見解を示した。
内山氏の理論で言うと、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)は、今まさに最盛期を迎えていることになる。来春にはWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M・T)とのドリームマッチ実現の可能性があるが、〝モンスター〟は絶頂期をどれだけ維持できるか。












