AKB48の村山彩希(27)が6日、東京・有明の東京ガーデンシアターで卒業コンサート「昼の部~劇場が教えてくれたもの~」「夜の部~りんごの花が咲く頃に~」を開催した。
異例の2部構成で行われた卒コン。昼公演はほぼMCなしで、全出演メンバーが、それぞれセンターを務める曲を披露。村山がセンターに立つメンバーに「チャレンジしてほしい曲」「絶対に似合うけど、見たことない曲」との思いを込めたセットリストが展開された。
夜公演では、村山のために卒業生をはじめ、サプライズゲストが次々に駆けつけた。
「涙の表面張力」では、卒業した岡田奈々と茂木忍が登場。村山と向井地美音とともに〝ゆうなぁもぎおん〟と呼ばれた先輩・後輩の枠を超えた仲良し4人組が再集結。「夕陽を見ているか?」では、村山と卒業した中田ちさとが歌唱。また、13期生の村山、岩立沙穂と、梅田綾乃ら同期の卒業生7人が「RESET」を歌唱する場面もあった。
さらに「もしも村山がチームBだったら」コーナーで、卒業した大先輩の柏木由紀が登場し「てもでもの涙」をデュエット。その後、チーム4時代にキャプテンを務めた峯岸みなみも現れ「清純フィロソフィー」「LOVE修行」をパフォーマンスした。
卒業セレモニーでは、2011年にAKB48の13期生として加入した時からの奇跡映像が流れる。村山は18年のシングル「ジャーバージャ」で初選抜。選抜回数12回と中心メンバーとして活躍してきたが、最も存在感を発揮してきた場所は、東京・秋葉原にあるAKB48劇場だ。
2020年に劇場出演数は史上初の1000回を達成し、現時点で1339回を数える出演数はもちろん最多記録。ファンからは「シアター(劇場)の女神」と呼ばれ、AKBを体現するメンバーとして愛された。活動拠点である劇場に立つことに立つことにこだわり続け、テレビの歌番組など華やかな露出を避けていたほどだった。
卒業スピーチでは、赤と白のドレスで登場。「ステージは平等であって、ライブは楽しいんだよってことを感じ取ってくれらなって思います」と、誰よりもファンの前に立ち続けてきたからこその思いを吐露。「ファンの皆さんの声があって、ファンの皆さんがつくってくれる空間があるからこそ、ライブができているんだよ、ということをこれからも忘れないでほしい」と続けた。
最後となるコンサートの舞台を噛み締めながら「こうして自信を持ってステージに立てたのは、ファンの皆さんがつくってくれる温かい空間があったから。最初は本当にただ劇場のステージに立ちたくて出ていたけど、気づけばファンの皆さんがつくってくれるあの空間、劇場が好きなんだと気づきました」と振り返り「14年間、楽しい青春を本当にありがとうございました」と伝えた。
なお、村山は自身の誕生日である6月15日にはAKB48劇場での卒業公演で、グループから卒業する。














