格闘技イベント「RIZIN男祭り」(4日、東京ドーム)で〝イランの反則王〟シナ・カリミアン(37)との〝みそぎマッチ〟では大破を回避した〝世界の田中〟こと皇治(35)が大放談だ。

 皇治は3月、高級自動車「フェラーリ」で街路樹などに衝突する事故を起こして立ち去ったとして、道交法違反(事故不申告など)の疑いで書類送検。今回はその〝みそぎ〟として、前日計量での体重が自身よりも27・6キロ重い98キロで、身長も27センチ高い2メートルのカリミアンとボクシングに準じたRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦した。

 試合はステップを使って痛恨打を回避しながら、打ち上げるようなパンチを相手の顔面にヒットさせる。だが、体格差から有効打も放てず、3ラウンドでお互いにダウンせず判定なしで終了した。試合後は、カリミアンのセコンドについていたレオナ・ペタスが上半身裸になり、詰め寄られる一幕も…。その後リング上からマイクを要求した皇治だが、これはさすがに運営サイドから認められなかった。

 その後、インタビュースペースで皇治は「みなさん、本当にすいませんでした。それだけですね。今回はそれだけのためにリングに上がったので」と謝罪。だが、カリミアンについて問われると「弱い。あれでK-1のヘビー級の王者なら俺、K-1に戻ってヘビー級でやろうかな…。判定あったら僕の勝ちでしょ、どう見ても」とうそぶく。

 被弾した場面について問われるも「カリミアンのことを思ってあげて、見せ場つくってあげな、と。30キロも下のヤツ倒されなかったら生きていかれませんやん。だから、ボランティアでもらってやりましたよ。パンチの技術は全然ないんじゃないですか?」と軽口をたたいた。

 だが、試合後に噛みついてきた「K-1反乱軍(リベリオン)」を率いるレオナについて問われると、表情を一変させ「アイツ、ホンマに根性ないわ。あそこでなんかせな!」とダメ出し。さらに「俺になんか言いたそうだから『上がってきて盛り上げろ』言うたけどなんもせえへんやん! 全然、反乱してない! 誰も君の名前なんか分からんのやから! なんか言えば、次につながりますやんか。全然ダメ。全然、反乱してない」と強い口調でこき下ろした。

 今後については「MMAもやりますし、ボクシングもやりますし。キックボクシングもヒザがだいぶ治っているので、やりたいですし」と来るオファー拒まずの精神を強調。次戦について「なんか、朝倉(未来)がちょっかいかけてきたじゃないですか。朝倉陣営からこっちに来たから、7月相手にしたってもいいな」と指名。だが「正直、言うわ。MMAはちょっとキツい。けど、立ち技ルールやったら話にならん。だからやったってもいいかなと思います」と未来戦を視野に入れる。

 最後に写真撮影では「あ、これリング上でやるつもりだったんすわ」といいつつ、土下座を決めるのだった。

リング上で見せるつもりだったパフォーマンスを、控室で披露する皇治
リング上で見せるつもりだったパフォーマンスを、控室で披露する皇治