格闘技イベント「RIZIN男祭り」(4日、東京ドーム)で朝倉未来(32)が前RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(25)に3R1分56秒でTKO勝ちした。
未来は昨年7月、平本蓮に1ラウンド(R)TKOで敗れて引退を決断したが、現役復帰してのリマッチが決まった。ところがその平本が右肩の「外傷性肩関節不安定症」で全治6か月と診断されて中止。その後、未来の対戦相手を巡っては候補が浮上しては消えを繰り返した末、3月30日にカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)と激闘を繰り広げたばかりの鈴木が中1か月で〝スクランブル登板〟することになった。
弟の海もセコンドにつけてリングインした未来は1ラウンド(R)開始早々鈴木の打撃をかいくぐってタックルでテークダウンに成功。立ち上がれず、両脚で未来の腰を挟みクローズドガードを作る鈴木をコーナーに押し込み、パウンドやヒジを放った。2Rも鈴木の大振りパンチをかいくぐって組み付き倒すと、上から押さえ込んでコントロールする。このRも立ち上がれずにクローズドガードに閉じ込めてくる鈴木をコーナーに押し込んでペースを譲らなかった。
最終3Rは序盤に一発逆転を狙う鈴木の大ぶりのパンチを食らう場面もあったが、組み付いてコーナーに押し込むとまさかの鈴木が自らクローズドガードに引き込む。そこに未来は上から打撃を落とすと鈴木が額から大流血。これでドクターチェックの末に試合が止められドクターストップで未来が勝利した。
東京ドームを興奮のるつぼにした未来は「帰ってきました。強くなって帰ってきました」とマイクでアピールして歓声を浴びる。さらに「本当にこの東京ドーム、満員のこの景色で復活できてうれしいです。よくない時もずっと応援してくれてありがとうございます」感謝を口にする。そして「またすぐ戻ってきます。朝倉未来は最強じゃないといけないんで」と復活ののろしを上げた。
また試合後にはABEMA PPVなどでの配信で平本蓮も放送席に登場。試合について「鈴木千裕が何がしたかったのか謎ですね。朝倉未来も全然強くなかった」と話した。












