EXILE ATSUSHI(44)が12日、さいたまスーパーアリーナで、ライブツアー初日公演を開催。2022年12月21日に行われたEXILEツアー東京公演以来、843日ぶりにライブステージへの復帰を果たした。
2023年に体調不良に悩まされ、同年9月にライム病を患っていることを公表、療養期間に入った。昨年9月27日、EXILEデビュー23周年の記念日に自身のインスタグラムを更新し、活動再開を発表していた。
この日、約2年4か月ぶりに日本を代表する歌い手がステージに。オープニングでは、復活を待ってくれた観客と同じ目線から登場したいという思いを実現し、アリーナ席中央から姿を表す。笑顔や驚き、そして涙などさまざまな感情を表すファンに見守られながら、ステージにまでひかれたレッドカーペットを歩き、何度も手を合わせ「ありがとう」と感謝と口にした。
「EXILE ATSTUSHIの復活祭にようこそお越しいただきました」――。3曲目では、自身45歳の誕生日となる4月30日にリリースする両A面シングル「Love Thang / It’s Brand New」の「Love Thang」を歌唱。約1か月前のリハーサルで右足をけがしていたが、影響を感じさせないムーンウォークを披露した。
冒頭MCでは、鳴りやまない拍手に迎えられ、「なんて温かいの…夢にまで見た光景だ」と子供のような笑みを浮かべて客席を見渡す。「この2年間、コロナ禍を含めると5年間ぐらい本当にいろんなことがありました。(歌手を)続けるなって神様が言っているじゃないかなって…。でも、諦めずに、ファンの方が元気になったら帰ってきてって、温かく待っていてくれた。だから焦らずに一歩一歩良くなって今日を迎えることができました。復活した〝ATSUSHI 1000%〟を皆さんに見せる気持ちでいます。たくさんの感謝の気持ちと愛をお届けしたい」と伝えた。
歌唱後だけでなく、MCで言葉を発するたびに会場から温かい拍手が届けられる。療養中は心が折れそうになる瞬間もあったというが、ATSUSHIは「どれだけ皆さんの声が心強かったか。僕の中でその存在は大きい」と涙をぬぐった。
中盤では、歌手のAI(43)が登場。ライブで歌ったことのなかった2人のコラボ楽曲「No more」と「Be Brave」を熱唱。さらに、最初に2人が出会い、ハーモニーを奏でた楽曲「So special」を披露し、日本が誇る歌声の共演で復活ステージを彩った。
アンコールでは、約24年のアーティスト活動を振り返り、「ATSUSHIという人生でよかった!」と笑顔と涙にあふえた客席に呼びかけ、トレードマークのサングラスで外して涙をぬぐいながら「復活しました」と、自身の心に問いかけるかのようにつぶやいた。
さいたまスーパーアリーナ公演は明日13日も行われ、2日間で各2万、計4万人を動員する。












