【今週の秘蔵フォト】女優の真木よう子は中学卒業後の1998年に仲代達矢主宰「無名塾」の応募者1000人のオーディションを突破して約2年間、在籍。10代から本格派俳優の道を歩んだ。2001年には「DRUG」で映画デビュー。その後多くの映画やドラマに出演し、14年には「さよなら渓谷」で第37回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得し、大輪の花を咲かせた。

本格派俳優の道を歩む真木よう子
本格派俳優の道を歩む真木よう子

 その真木がまだ21歳だったころ、04年2月29日付東スポにインタビューが掲載されている。当時は4月にスペシャルドラマ「砦なき者」(テレビ朝日系)放送を控えていた時期だった。真木が演じたのは“売春組織の元締”とテレビで誤報されて命を落とす女子高生の役だった。「その後に恋人(妻夫木聡)がライバル番組に出て『彼女は殺された!』と訴えるんです。でもその売春組織は最初から存在してなかったことが分かり…あとはナイショです」と語った。

 難しい役を演じた感想については「友達の中にいてもどこか冷めているところがある役で、私に似ているのでちょっとうれしかったですね。(ルーズソックスをはいて)久々にうれしかったです。中学生の時はルーズソックスをはくと先生や先輩に目をつけられる学校だったので、放課後に先生がいなくなってからこっそりはいていました」と笑顔を見せた。

 主役は役所広司だったが「エキストラの女子高生は皆『妻夫木クン、カッコイイ!』と大騒ぎだったんですけど、私は1人で『役所さん、カッコイイ!』って言ってました。雰囲気もすてきでお話はほとんどできなかったけど、役所さんは無名塾の先輩なんです」と語った。子供の頃から役者に憧れ、母親に相談して無名塾のオーディションを受けたという。

「受けてみたら受かっちゃったんですよ。15~16歳の2年間、日曜以外毎日通ってました。女優として今後は幅広い役を演じられるように頑張ります!」と意欲を見せた。スタートから本格派女優の道を歩んだ真木は、現在も卓越した演技力で活躍を続けている。(敬称略)