俳優の竹中直人(68)、寺尾聰(77)らが15日、東京・浅草の浅草公会堂で行われた「令和6年度『スターの手形』顕彰式」に出席した。

 台東区では、大衆芸能の振興に貢献した芸能人の功績をたたえその業績を後世に伝えるべく、被顕彰者の手形とサインを浅草公会堂前のオレンジ通り花壇に設置している。今年度も新たに竹中、寺尾、俳優の市村正親、落語家の五街道雲助、歌舞伎俳優の六代目中村東蔵の5名を顕彰し手形を飾った。

〝スター〟の表現に竹中は「どうも自分はスターじゃない」と謙遜。しかし「スター!」と会場から声援が響くと「サンキュー。感謝してます」と笑顔で応じた。

 それでもなお「めちゃ照れくさいですね」と赤面。舞台公演の為欠席した市村に触れ「僕も市村さんみたいにメッセージを送る形だったら恥ずかしさを誤魔化させて良かったなと思うんですけど」と笑いを誘うと「今ここに立ってることをしみじみ幸せに思います」と顕彰を噛みしめた。

〝スター〟については寺尾も「僕は一度もスターを目指したつもりはなくて、やりたいことを長年続けてきた。その結果大変素敵なものをいただくことになりました」と言及。俳優で父親の宇野重吉も顕彰を受け手形を残していることを紹介すると「父を追いかけてもなかなか近くに寄れなかった。ここで手形を受けることになって大変喜んでいます」と身近な〝スター〟に追いついた喜びを語った。