アニメ監督の庵野秀明氏が14日、東京・西部渋谷店で行われた「宇宙戦艦ヤマト 全記録展」メディア向け内覧会に出席した。

 庵野氏が企画・プロデュースした同展示は「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ50周年を記念し、23月15日~3月31日まで同会場で開催される。

 庵野氏は「僕と同世代でリアルタイムで見ていた人には、ものすごい衝撃を与えてくれた、エボックなアニメーション。あと半世紀以上語り継がれても良い作品だと思います。50周年ではなく、100周年に向けて、若い人が語り続けてくれれば」と同作への思いを語り、テープカットを行った。

 メインの展示エリアには、同作の企画書や原画などの貴重な資料が公開されている。庵野氏は見どころについて「これまで雑誌等にも紹介されていなかった、僕も見たことなかった、そういうものが展示されています。松本零士先生の筆致をぜひ直に見ていただきたい」とアピールした。

 同作の歴史を振り返り、庵野氏は「〝テレビまんが〟と呼ばれていたものが〝アニメーション〟という別の言葉に変えてしまった」と説明。「当時は考えられないくらい、設定の細かさという何もかもが新しく感じた」とその良さを改めて語った。また、ファンに向けては「本来のヤマトファンは、ヤマトの素晴らしさを伝えて行っていただければと思います」と呼びかけた。