F1レーシングブルズの角田裕毅(24)に強力なライバルが出現か。

 オーストリア紙「ホイテ」は「マルコが明かす…ベッテルはレッドブル復帰を計画していた」と題して、4連覇王者のセバスチャン・ベッテルがF1に電撃復帰して古巣であるレッドブル入りを狙っていると報じた。

 ベッテルは2007年にF1デビューし、レッドブルで10~13年にわたって4連覇を果たし、常勝軍団のエースを担った。

 その後、アストンマーティンに在籍した22年限りで現役引退を発表。しかし幾度となく復帰説がささやかれるなど動向が注目され続けている。

 そうした中で同紙は「37歳の彼がモータースポーツの最高峰にもう一度挑戦したいと考えているとの憶測は、今も続いている」と指摘。最近、恩師でありレッドブルの黄金期をともに築いたヘルムート・マルコ博士が「セバスチャンはマックス・フェルスタッペンと並んで走りたかっただろう。だが、彼を守るためにもそれは意味をなさなかった。マックスは明らかに彼に勝っていただろうし、セバスチャンの評判を傷つけていただろう。私はそれを許すことはできなかったし、許したくもなかった」とベッテルの復帰話が実際にあったことを認めつつも、交渉を進めなかったと明かしている。

 ただ、同紙はベッテルがF1復帰を諦めていないと強調。「37歳という年齢は、このドイツ人にとって障害にはならないはずだ。元チャンピオンのフェルナンド・アロンソ(43)とルイス・ハミルトン(40)もまだレースシリーズで活躍しており、若手に負けない強さを見せている」とレジェンドに衰えはないと指摘する。

 そして、ベッテルの復帰シナリオをこう予測する。「ベッテルにとって最後のチャンスは、新しい規制が施行される2026年になるかもしれない。レッドブルの(リアム)ローソン、メルセデスのジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリ、アルピーヌのジャック・ドゥーハン、そしてレーシングブルズのドライバーである角田裕毅とイサック・ハジャールの契約は今シーズン末に終了する」。角田もF1シートを争うライバルの一人になるとその名を挙げた。

 レジェンドが電撃復帰を表明すれば、F1移籍市場に大きなインパクトを与えそうだ。