2月いっぱいでSKE48を卒業する末永桜花(22)の卒業コンサート「~おーちゃんのこと好きになっちゃった~」が2月18日に岡谷鋼機名古屋公会堂で行われる。今回の卒業コンサートには若手を中心に末永がピックアップした25人のメンバーも出演。末永にラストコンサートへの思いを聞いた。

 末永は2015年3月にSKE48の7期生オーディションに合格。最初から推されメンバーというわけではなかった。それでもキュートなルックスとファンをくぎ付けにするパフォーマンスで着実に人気をアップさせて、23rdシングル「いきなりパンチライン」(18年7月発売)で初の選抜入り。以降全シングルで選抜入りを果たし、31stシングル「好きになっちゃった」(23年7月発売)、32ndシングル「愛のホログラム」(24年2月発売)で2作連続センターを務めた。SKE48の歴史の中で単独センターを2作以上務めたのは松井珠理奈、小畑優奈、林美澪、熊崎晴香と末永の5人だけだ。

 人気、実力ともSKE48トップの存在だけに約10年のアイドル活動の集大成となる卒業コンサートはどのようなものとなるのか注目されるが、今回の出演メンバーは全て末永が決めたという。若手メンバー中心のメンバー構成にしたのには理由があった。

「私は研究生のころから松井玲奈さんや柴田阿弥さんをはじめ多くの先輩たちの卒業コンサートに出演させてもらいました。自分も卒業する時に卒業コンサートができるような人になりたいと思ったのは、いろんな方の卒業コンサートを見てきたからで、頑張る1つのきっかけだったり目標の1つにもなりました。今は昔ほどコンサートが頻繁にあるわけではないので研究生や若い子に1回でも多く、広いステージに立ってほしいですし、いっぱい経験を積んで場数を踏んでいかないと成長もスローペースになってしまうと思うんです」

 末永はオーディションに合格してからわずか5か月後に豊田スタジアムに4万5000人を集めた松井玲奈の卒コンに参加。宮澤佐江や柴田阿弥らの卒コンも研究生時代に経験して自身の成長につながったという思いがある。

 また多くの先輩たちからたくさんのアドバイスをもらってきた。特にお世話になったのが現在、アナウンサーとして活躍してる柴田阿弥だという。

「本当に尊敬する先輩です。卒業された後もたくさんお話だったり悩みを聞いてもらいました。私がなかなか前のポジションに行けずに悩んでいた時も相談に乗っていただいたんです。〝私もグループにいたときは(自分に与えられた)ポジションで気持ちが大きく左右されたけど、お客さんや外から見てると(メンバーが)どこにいても変わらない。気にするなって言っても気にすると思うけど、もっと楽に考えてもいいと思う〟と話していただいたんです。与えられたポジションで自分なりに輝ける方法を見つけていくことも大事だと前向きに考えられるようになりました」

 先輩たちからの教えに大きな影響を受けてきただけに後輩たちの成長にも自然と心を配るようになっていた。

「私の卒業コンサートはクオリティーは問わないので、楽しんで思い出として作ってほしい。覚えることがいっぱいで大変でもそれはそれで〝あの時大変だったよね〟と思い出にもなると思うし、それをきっかけに成長してくれたらいいなと思います。やっぱり経験することってすごく大事だと思ったので、若い子をメインに組みました」

 末永の卒業コンサートはアイドルとしての集大成を見せるだけでなく、SKE48にとって未来につながる大きな財産となりそうだ。