岸田文雄首相は28日に開かれた参院予算委員会で、令和6年度予算案に関する締めくくり質疑に出席した。
野党側は岸田首相に対して自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載問題や同党和歌山県連が主催した〝過激ダンスショー〟などの問題を厳しく追及した。
立憲民主党の辻元清美参院議員は同党「清和政策研究会」(安倍派)、「志帥会」(二階派)、宏池会(岸田派)の解散届手続きがまだ取られていない状況に「偽装解散だ。残った財産はどうするのか。報告するのか」と質問した。
これに岸田首相は「適切に政治団体として判断する。処理したうえで報告する。(監督責任は)党総裁として信頼回復に取り組みます」とした。
岸田首相は1997年に全国45歳以下の同党党員トップで、若手議員の登竜門として知られる青年局長を務めた。
1998年のソウル五輪女子マラソンに出場した日本維新の会・松野明美参院議員からダンスショーについて「総理は党青年局長を務めたが、このようなことはあったのか」と問われると「懇親会の趣旨にそぐわず、極めて不適切だ。私が青年局長のころを含め、このようなことが当たり前だと考えられていたのではない」と答弁した。
しかし、同党OB関係者は「青年局は過激ダンスショーのようなイベントを以前から企画してきた。今回の問題は今さらって感じがしています。地方ブロックに出席した際に似たような経験をしたことがあります」と語った。












