人気アイドルグループ「乃木坂46」が10日、さいたまスーパーアリーナでメジャーデビュー12周年を記念したバースデーライブの千秋楽公演を開催。アンコールでは、エース・山下美月(24)のラストシングルとなる35枚目シングル「チャンスは平等」(4月10日発売)を初披露した。
山下は2016年9月に3期生として加入。21年1月発売の26枚目シングル「僕は僕を好きになる」で初センターを務めるなど、中心メンバーとして活動する一方、モデルや女優としてソロでも活躍してきた。
まさにグループをけん引してきた山下にとっては8回目の参加にして、最後となるバースデーライブ。冒頭MCでは、「昨日までの3日間、本当にすてきなライブをみんなで作ることができた。今日もみんなで無事完走できたら、本当に歴史に残るライブになると思う」と予言していたが、その言葉通り歴史を重ねてより輝きを増すグループの強さを感じさせるステージを繰り広げた。
ライブ本編最後には、涙ながらに思いを吐露。「本当に1曲1曲、すてきな楽曲たちで、そしてすてきな衣装にすてきな振り付け、本当にたくさんの愛が詰まった作品たちを私たちは背負ってるんだなと改めて思いました。私たちはメンバーだけで立っているわけじゃなくて、スタッフさんがいて、そして応援してくださるファンの方がいて、ここにアイドルとして立てているんだな、と、本当に1秒1秒すごく幸せなバースデーライブでした」と振り返った。
自身にとって最後のバースデーライブになることについては「すごく寂しいです…すごく本当に寂しいなって思います」と言葉を詰まらせ、「後輩たちにはかっこいい先輩だなって思われたいし、同期のみんなとはいつまでもたわいもない話で、ずっとしゃべってスタッフさんに怒られてたいし、スタッフの皆さんには時には甘えて、でも頼れるなって思ってもらいたいし、そしてファンの皆さんにはいつだってキラキラとした姿をお見せしたいなと思っています」と続けた。
乃木坂46という存在を「私にとっての宝物」と表現。「乃木坂46にいるときはすごく優しい気持ちになれて、みんなが主役のグループでずっとあってほしい」と願った。
ファンに対しては「これからも大切に見守って、育てて一緒に歩んでくださったらうれしいなと思います。みんなが主役としてグループとしてこれからも続けていくためには、皆さんが一人ひとりのすてきなところを見つけていただいて、褒めていただけたら、きっとこれからもたくさんの色が詰まったグループであり続けられる」とお願い。
「次のバースデーライブには私はいないんですけど、きっとここにいる3期生、4期生、5期生、そして新たに入ってくる6期生がすてきな未来を作ってくれると信じています。13周年、私も客席で見てるかもしれないし、これからの輝く未来を作っていくために、これからも乃木坂46の応援をよろしくお願いします。どうか一緒に坂を上り続けてくださったらうれしいです」と呼びかけた。
アンコールでは、グループの35枚目にして、自身にとって卒業シングルとなる「チャンスは平等」を初パフォーマンス。3月27日発売予定が延期になっていたが、改めて4月10日に発売することも決定した。
同グループは2012年2月22日のデビュー時期に合わせ、毎年バースデーライブを開催してきた。昨年1、2期生すべて卒業し、初めて3~5期生だけで臨んだ。
今年は7日の初日から10日まで4日間で、4つの年代にリリースされたシングル・アルバムの中から厳選された楽曲を披露する初の試みを実施し、全124曲を披露。まさに〝グループの歴史〟をたどるセットリストで、この日の千秋楽は「2021年~2024年(26枚目シングル~34枚目シングル」の楽曲で、アンコールを含む計31曲を披露。4日間で各日2万人、計8万人を動員した。














