大相撲初場所(東京・両国国技館)で9度目の優勝を果たした横綱照ノ富士(32=伊勢ヶ浜)が、大台到達への思いを語った。

 千秋楽から一夜明けて29日、東京・江東区の部屋で会見を開いた。3場所連続休場からの復活優勝を果たし「久しぶりの場所だし、稽古ができていない中で挑んだ。(場所中に)状態が良くなってきて、結果的に良かったと思います」と振り返った。

 本割では決着がつかず、13勝で並んだ関脇琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽)との優勝決定戦までもつれた。照ノ富士は「やるべきことは変わらない、今ある力を全部出していく気持ちでいきました」と大一番に挑んだ心境を明かした

 次の目標については「ずっと言っている2桁優勝(10回)を目指します」と宣言。「そういう目の前の目標を持っておかないと、キツい時に乗り越えられない。ただ単にやるだけだけではなくて、目標を立てているからこそ、やり切れる部分もある」と説明。次の春場所(3月10日初日、大阪府立体育会館)に向けて、モチベーションは十分だ。