「体のメンテナンス」で休養していた俳優の神田正輝(73)が、MCを務める27日放送のテレビ朝日系旅バラエティー番組「朝だ!生です旅サラダ」(土曜午前8時 大阪・ABCテレビ制作)に生出演し、約2か月ぶりの復帰を果たした。神田の休養をめぐっては、ファスティング説や重病説が浮上。番組の顔が復帰するにあたって制作サイドは準備を重ね、緊迫の生放送になった。 

 神田は昨年春以降「旅サラダ」で激ヤセや、白髪が目立つようになったとSNSで指摘された。本人はこの真相について同8月のNEWSポストセブンで、ファスティング(断食)をしていると説明。同11月18日放送から欠席し、その理由は「体のメンテナンス」と番組で発表された。ただ、今月24日のポストセブンには、大腸に病巣が見つかり、切除手術を受けたと報じられた。

 渦中の神田は生放送1時間前の27日午前6時55分ごろ、タクシーで大阪市内のABCテレビ社屋入り。2か月ぶりの復帰を果たした。その姿をめぐって、SNS上では「顔つきが戻ってきた」「まだヤセている」などと意見は割れた。

番組復帰を終え、タクシーでABCテレビを後にする神田正輝
番組復帰を終え、タクシーでABCテレビを後にする神田正輝

 迎え入れた制作サイドとしても緊迫の生放送になった。気を使ったのが、事前に全国各地でロケしてご当地グルメをスタジオに持ち帰り、それを神田や女優の松下奈緒、タレントの勝俣州和らレギュラー陣やゲストが実食するコーナー「コレうまの旅」だったという。今回は福岡・糸島市のカキと鯛茶漬けだった。

 ABCテレビ関係者の話。

「『コレうま』は番組の香盤表(タイムテーブル)で、放送開始1時間後の午前9時ごろです。制作サイドは今回、神田さんを含め出演者たちが鯛茶漬けを食べやすいよう、はしだけでなくスプーンを用意しました。実際本番で使ったのは、松下さんや勝俣さんがはしだったのに対し、神田さんはスプーンでした」

 過去にはロケ先の事情や品質保全、調理法などの事情でご当地グルメをスタジオに持ち帰れず、実食なしで終わったこともある。

「神田さん自身が週刊誌の取材にファスティングしていたと語っていて、復帰の放送で実食なしだと〝まだファスティングを続けているのか…〟と余計な詮索をされかねない。今回、事前の準備が特に大事でした」(前出関係者)

 神田は鯛茶漬けを「うまい、うまい」と口に運び続けた。松下は「神田さん、止まらない」とうれしそう。勝俣は「ゆっくり噛(か)んで食べてくださいね」とツッコみ、神田は「噛んだ正輝です」と得意のダジャレを炸裂し、スタジオを笑わせていた。