ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦(昨年12月26日)で〝モンスター〟井上尚弥(30=大橋)に敗れてベルトを失ったマーロン・タパレス(31=フィリピン)が故郷に大量のお米を寄付した。

 地元メディア「マニラ・スタンダード」は「タパレスはリングで敗北を喫し、2つのベルトを失ったかもしれないが、フィリピン人ボクサーの黄金の心は無傷だった」とし「挫折したにもかかわらず、何百袋もの米袋を惜しみなく地元コミュニティーに寄付し、北ラオナ州カパタガン町の人々にもっと愛されるようになった」と報じた。

 同メディアの公式サイトには、タパレスが贈った大量の米袋が積み上げられている写真が公開されており、その量は推定3トン以上。カパタガン町の職員によって地元の方々に配布されたという。カパタガン町は公式ホームページに「お米をいただき、心より感謝します。あなたのやさしさは私たちに光とインスピレーションを与えてくれました」と感謝の意を記した。

 同メディアは「統一戦で多額のサラリーを受け取った。タパレスのプロモーター、MPプロモーション社のショーン・ギボンズ氏は正確な金額を明らかにしなかったが、ボクサーと家族の将来は安泰であることを保証した」とし、ギボンズ氏が「(マニー)パッキャオのように人々を助けることができ、満足している」と語ったという。