まさに両手に花だ。大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)のメインイベント、RIZINフライ級王座決定戦は、堀口恭司(33)が神龍誠(23)に2ラウンド(R)3分44秒、リアネイキッドチョークで一本勝ち。初代同級王者になると同時に、史上初のRIZIN2階級制覇を達成した。

 今年7月の「超RIZIN.2」でベラトール同級王座をかけて激突するも、開始早々のアイポークでノーコンテストに。タイトルが変わっての再戦は、10歳年下の神龍が「世代交代」を掲げて元RIZIN&ベラトールバンタム級王者に挑む構図となっていた。

 1ラウンド(R)序盤から堀口はコーナーに押し込まれるが、ギロチンチョークで逆襲。2度捕獲するも、ここは決めきれない。神龍の動きも良く、バックに回られて反撃にあった。2Rはパンチのラッシュで倒したが、ここも追い切れない。それでもグラウンドの攻防になると、またもやギロチンを狙う。立ち上がって、すかさずパンチを連打。外掛けからテークダウンさせるさすがの動きで、神龍にペースを握らせない。最後はバックに回ってパンチを浴びせてから、裸絞めを完璧に決めて、若武者をタップさせた。

神龍誠(左)に強烈なミドルを入れる堀口恭司
神龍誠(左)に強烈なミドルを入れる堀口恭司

 世代交代を許さず、世界最高峰の実力を披露。歓喜爆発の堀口はマイクを握り「ホントに神龍選手、めちゃくちゃ強くて、ベテランの意地を見せました」と話すと、元RIZINガールでタレントの川村那月(30)をリングに呼び込んだ。そのまま、何と公開プロポーズ。リング上で川村から「ずっと一緒にいさせてください」との言葉を引き出した。

 世界最強の男の妻になる川村も「ある意味、彼らしくないことをしてくれて、ビザが取れ次第に(堀口の練習拠点の)米国に行ってサポートしたい」と話し、リング上は早くもアツアツムードだ。堀口はベルトとともに美人妻もゲット。笑顔でシャンパンを開け、大団円の幕切れとなった。