大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)で、大相撲の元十両貴ノ富士のスダリオ剛(26)が元極真空手世界王者の上田幹雄(28)に痛恨の一撃を受けて敗れた。

 1ラウンド(R)はステップを刻みながら前蹴りやローキック、ミドルと放ってくる上田に対し、スダリオは右フックやヒザ蹴りなど強打で応戦。スタンドの攻防でR終了時には蹴りを受け続けたスダリオの左ももが赤紫に変色した。

 2Rも緊張感のある中ゴングが鳴らされたが、スダリオが組み付こうとしたところに左の上段蹴りを合わされ一撃でダウン。パウンドで追撃されたところでレフェリーが割って入りスダリオのKO負けが告げられた。意識を取り戻したスダリオは〝まだできる〟とばかりの表情を見せたが時すでに遅し…。上田の「今現在日本で一番強いヘビー級ということでよろしいですか、自分が!」との声を背中にリングを降りるしかなかった。

 一方、上田はさらに「榊原社長、来年軽い階級に負けたくないんで、ヘビー級のベルトを作ってください!」と新王座創設をアピール。そして「RIZINのベルトを巻いて海外の強い人を倒して日本人の強さを見せていきたいと思います」と叫び、歓声を浴びた。