人気映画シリーズ「ワイルド・スピード」などで知られる米俳優ヴィン・ディーゼル(56)の元アシスタントが21日、映画の撮影中にディーゼルから性的暴行を受けたとしてロサンゼルスの裁判所に提訴した。米FOXニュースが伝えた。
FOXが入手した訴状によると、原告の元アシスタントのアスタ・ジョナソンさんは、性的暴行を受けた後、ディーゼルとディーゼルの妹サマンサ・ヴィンセント、兄妹の制作会社ワン・レース・プロダクションズにより不当に解雇されたと主張している。
訴えによると、性被害に遭ったのは映画の撮影が行われていた米アトランタ市内のホテルのスイートルーム。原告はディーゼルが「無理やり体をつかみ、胸をまさぐり、キスを強要した」とし、「同意の無い行為で、性的暴行だと訴えるジョナソンさんの明確な主張を無視した」としている。
ディーゼルの代理人はFOXの取材にコメントしていない。
原告の代理人は「ヴィン・ディーゼル氏と彼の性的暴行を許し、隠ぺいした関係者の責任を問う」とし、「被告がどんなに権力を持ち、著名であっても、法は不当な扱いを受けた人たちを守るために存在する。権力を持つ立場の者が責任を負わない限り、セクハラは決してなくなることはない」との声明を発表した。
訴状によると、ジョナソンさんは2010年9月、ワン・レース・プロダクションズにディーゼルの個人アシスタントとして採用され、11年に公開された「ワイルド・スピード MEGA MAX」の撮影中、出演者やスタッフらへの食事のケータリングやパーティーの企画などを担当していた。










