ジャーナリストの池上彰氏(73)が18日、テレビ朝日系「大下容子ワイド! スクランブル」に出演。自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題についてコメントした。

 同問題では、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、安倍派の所属議員の一部の秘書が「当初は政治資金収支報告書にキックバック分を収入として記載していたが、派閥側から指示されたため、記載しないようになった」などと説明していることが報じられた。また、別の秘書らは「派閥側からは、党から議員個人に配られる政策活動費なので、記載する必要がないと言われた」などと説明しているという。

 池上氏は、秘書の説明について「派閥がやった派閥がやったと責任逃れの様な気がするんですよね」と批判。そのうえで、「じゃあほんとに派閥がどこまで関わっていたのか。まさに議員が関わっていたかというところがポイントなんだと思います」と指摘した。

 また、政策活動費として捉えていたとの秘書の発言についても、「考えてみると政策活動費のかなりの部分は政党助成金で、私たちの税金の比率が高い。それをもらった議員は何に使ったのかまで説明する責任がありますよね」と指摘。「キックバックをきっかけに政策活動費をどう使ったのか。個々の議員もちゃんと報告しなさいと、義務の改革をする絶好のチャンスだと思います」と提案していた。