「東スポ餃子」誕生に向けた関係者たちの熱き思いをテーマにした短編映画「素敵に餃子道」で、東スポ編集局長役の俳優・布施博(65)が、主演の元NGT48で女優の荻野由佳(24)を「伸びしろがある」と称賛した。布施はこれまで数々の作品でトップ女優と共演してきたが、その中で最も印象に残っている女優は――。
荻野が演じるのは、スポーツ紙記者を目指して3年連続で東スポ入社試験に挑戦し、ようやく入社したものの、配属されたのはなぜか食品担当部門で「東スポ餃子」の開発を任された関根亜衣。10日に東京・秋葉原で開催される「ふるさと映画祭」(秋葉原UDXシアターほか)で上映前の舞台あいさつが予定されている。
布施は「誰も、どこもやってないことをやるのが東スポなのよ!」と亜衣にゲキを飛ばす、東スポ編集局長役・瀬戸大輔を演じた。
「撮影時間も短く、あまり交流は持てなかったのですが、とても明るくてフレッシュな現場で楽しくできました」と振り返り、主演の荻野については「勘の良い方なのでまだまだ伸びしろはありますし、今後の活躍が期待できる魅力的な女優さんになるのではないでしょうか」と称賛した。
その上でこう続けた。
「まだまだこれからですので、独自のスタイルで何にも属さないほうがいい。小手先、上っ面でする芝居を覚えないで、ハートで勝負してもらいたいと思います」
このようなアドバイスを送ったのは自身のポリシーがもとになっている。駆け出しのころはオーディション会場で大ゲンカをするなど破天荒なエピソードも多いが、「演じる」ことには真摯に向き合ってきた。芝居で最も大事にしていることは「ウソをつかないこと」だという。
「『芝居は虚構の世界、大前提にウソなんだから、その中で生きる役者はウソをついちゃいけない』。そう思ってます。ついちゃいますけどね、大ウソ(笑い)」とおどけつつ、まなざしは真剣そのものだ。
1980年代に名脚本家の倉本聰氏に見いだされ、トレンディードラマで大ブレークした布施はこれまで数多くの女優と共演してきた。最も印象に残っているのは?と聞くと「今までたくさんの女優さんと仕事させていただいて、思い出や良しあしはありますけど…浅野温子さんですかね」と答えた。
布施は90年放送のフジテレビ系月9ドラマ「世界で一番君が好き!」など数々のヒット作品で浅野と共演してきた。
「彼女のお芝居はあの当時、規格外でしたからね(笑い)。うまい、下手は別として、あのパワーはすごかったです!」と振り返った。












