ファッションデザイナーの鳥居ユキ氏(80)が30日、トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、夫と死別した際に黒柳徹子から届いた手紙を公表した。

 2年前に夫の高雄さんと死別。番組司会の黒柳の言葉で奮起したと明かした。「(高雄さんが亡くなった時に)徹子さんがお手紙くださって。ありがとうございます。これ、かわいい」と、黒柳のイラストが描かれたカード型の手紙を公開した。

 鳥居氏は当時の心境を語った。

「『悲しいでしょう。寂しいでしょう』とみなさんおっしゃるんですけど、なんでか吹っ切れたのは、徹子さんがね、これをくださって『ご主人と出会えた人生はね、とても良かったんじゃないですか』ってね。『お祝い申し上げます』ってね、書いてくださったの。『お祝い申し上げます』って言う方はめったにいないじゃない」

 これを聞いた黒柳は「そうですね。私もコピーしたのをお戻しいただいたのを読んでみたらね。こんなふうに書くかなと思ったけど」とポツリ。手紙の一部分を朗読し、「そういう素晴らしい方にお会いになったことをお祝いいたします。と書いてあった」と苦笑した。

 鳥居氏は「これがね、すごく力になって。いつもポシェットやバッグに入れて、いつも会社に行って、頑張りました。ありがとうございました。本当にこの、お祝い申し上げますってね。聞いたことないし」と感謝を述べた。

 黒柳は「普通、お葬式の時にね、そういうふうにあんまり…」と言い、再度手紙を朗読。鳥居氏が「そう思います」と同調すると黒柳は「あっ、そう。ずっとそう思ってくださっていた。良かったです」と返した。