政治評論家の田崎史郎氏が27日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。石川県の馳浩知事が東京五輪誘致に関する発言で話題の官房機密費について、そのありかを明かした。

 東京五輪の誘致活動中だった当時、招致推進本部長だった馳氏は今月17日、官房機密費を使って「IOC委員のアルバム作ったんですよ。1冊20万円するんですよ」などと暴露し、その後、問題を指摘されると「事実誤認があった」として発言を撤回。しかし、官房機密費のあり方について議論を呼ぶことになった。

 馳氏の発言について「発言はおそらく本当だったと思います。今まで官房機密費は様々な問題あったが、初めてこう使いましたって言った人です」とチクリ。馳氏が発言した意図については「馳さんという政治家の評判を聞いて回ると、とにかく自分はこうやってきたんだというのを見せたがる人。それと同時に何でもしゃべっちゃう人と言われている。そういう評価を見ると、何でもしゃべったんだなって気がします」とバッサリやった。

 そんななか官房機密費は、領収書がいらず、官房長官の判断で支出でき、年間10億円以上を予算計上されていて、一部では「権力の潤滑油」と呼ばれていることを番組では紹介した。

 その官房機密費のありかについて、田崎氏は「10年以上前に官房長官を務められた人から聞いたことがあるんです。その人の話だとトイレの中に金庫があると。旧官邸のときは官房長官室の席の後ろに金庫があったんだけども、(新官邸が完成した)2002年以降は見せないようになっている」と暴露。ちなみに安倍政権時代の官房長官だった菅義偉氏は「菅義偉さんに『どこにあるんですか?』って聞いたら教えてくれなかった」という。

 なお、金庫には100万円の束が現金で常に1億円近く入っているといい、少なくなると担当者が補充しているという。