旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.)が毎年大みそかに開催している年越しライブイベント「カウントダウンコンサート(カウコン)」の開催を見送り、ファンは落胆している。見送りの実情はやはり、故ジャニー喜多川氏による一連の性加害問題の影響だ。
カウコンは1998年から毎年、東京ドームで開催されている年越しイベントだ。今年は性加害問題に追われつつ、旧ジャニーズは開催を模索していたが、18日に公式サイトで「本年の開催を見送らせて頂くことになりました」と報告。その理由として「今は、新会社へ移行準備期間であり、今しばらくお時間頂ければと存じます」と釈明した。ファンには「ご期待に沿うことができず大変申し訳ございません」と謝罪した。
アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」は9月20日のインスタグラムの生配信で、12月23日からツアーを行うと発表した。同月29日~来年1月1日に行われる東京公演の会場は、カウコンの会場でもある東京ドーム。旧ジャニーズは、カウコンのハコをおさえていたわけだ。
テレビ局関係者は「性加害問題に対する世論の反応を見ながら、カウコンを開催できないかとギリギリまで粘っていた。Hey!Say!JUMPの東京公演中でもあるので、水面下で調整はしやすいので」と指摘する。
フジテレビは10月27日、カウコンが開催されても放送しないと発表。前出関係者は「それでも旧ジャニーズは、自社でオンライン配信に切り替えれば、十分な収益化は見込めた」。
しかしそのウラでは、ジャニーズ性加害問題当事者の会のメンバーだった40代男性が大阪の山中で死亡していた。「亡くなったのは10月13日でした」(芸能プロ関係者)。男性は、旧ジャニーズにジャニー氏から性加害を受けたと訴えていたが、応答がなく約5か月放置されていたという。
男性の死亡は11月14日に報じられ、明るみに出た。カウコンの開催見送りが発表されたのは、4日後の18日だった。前出関係者は「男性の死亡がニュースになり、旧ジャニーズの対応をさらに疑問視する世間の声があふれた。カウコンどころではなくなって開催を断念し、サイトで発表したそうです」と話している。












