完全決別か――。NHKは13日、東京・渋谷区のNHKホールで「第74回NHK紅白歌合戦」の出場者を発表。1979年以来44年ぶりにSMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)所属タレントの出場がゼロとなった。一方、旧ジャニーズでは大みそかに「Snow Man」がユーチューブでスペシャルライブを生配信する。メンバーの目黒蓮は、インスタグラムで紅白に対して〝ケンカを売った〟ととらえられても仕方がないコメントをし、遺恨が残った。

 この日、紅白合わせて44組の出場者が発表されたが、その中に例年5~6組いる旧ジャニーズ勢の名前はなかった。NHKの稲葉延雄会長は9月に「新規の出演依頼は、被害者への補償や再発防止の取り組みが着実に実施されていることが確認されるまで、当面行わない」と発言しており、その通りとなった。

「番組制作サイドは視聴率のことも考えて2組くらいは出したいと考えていたようですが、ジャニー喜多川氏の性加害問題を厳しく追及してきた報道局は『旧ジャニーズが紅白出場なんてもってのほか』というスタンスでした。最終的にはメディアとして筋を通した」(芸能プロ関係者)

 一連の問題がなければ紅白出場が確実視されていた旧ジャニーズのSnow Manは11日にSNSで「Snow Man Special Live~みんなと楽しむ大晦日!~」の生配信を発表。「ファンの皆さんと最高の大晦日にすべく絶賛企画中 12月31日(日)空けといてくださいね」とメッセージを添えていた。

 開催時間は未定だが、「たくさんのファンのみんなと一緒に、大みそかの夜を過ごしたい」というメンバーの思いから始まったとされており、紅白の放送時間とかぶる可能性が高い。

 そんな中、目黒の投稿が波紋を呼んでいる。スペシャルライブを発表した際、自身のインスタのストーリーに「9人とみんなで最高の大晦日にしようね! 絶対後悔させないよ 俺らを正解にする」とメッセージが書かれた写真をアップしたからだ。

「俺らを正解にする」というのは、あまりにも挑発的に見える。「ジュニアが出演しているBSプレミアムの番組『ザ少年倶楽部』も終了する方向で決まっているし、NHKと旧ジャニーズの関係は決して良好ではない。目黒のコメントは『紅白に出るよりもSnow Manのスペシャルライブの方が正解』と言っているようなもので、〝宣戦布告〟と受け止める関係者もいます」(芸能関係者)

 過去、紅白にケンカを売ったといえば、ももいろクローバーZが有名だ。2012年から14年まで3年連続で出場するも、15年に落選。すると突然、公式サイトで「ももいろクローバーZは紅白歌合戦を卒業します。ありがとうございました」と宣言した。紅白を「卒業宣言」するほどの実績があったわけではないため、業界中があきれ返った。当然、あれからももクロは紅白のステージに立っていない。

 ももクロと旧ジャニーズ勢では選ばれなかった事情が違うとはいえ、目黒の一言は禍根を残している。NHKと旧ジャニーズの関係は悪化する一方で来年以降、旧ジャニーズが紅白に〝復帰〟するかは不透明だ。