ハロー! プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’23」のリーダー・譜久村聖(27)が31日、東京・渋谷区のHMV&BOOKS SHIBUYAで8冊目の写真集「LAST SCENE」の発売記念会見を行った。

 11月29日の横浜アリーナ公演でグループを卒業する譜久村にとって〝現役最後〟の写真集となる。「私は16歳の時に初めての写真集を出した時のスタッフさんたちと〝いつもの私〟を撮ってもらいました。(後輩の)野中には『背筋がすごいです!』って言われました!」と笑う。

 2014年に道重さゆみが卒業し、9代目リーダーに就任。偉大なリーダーの後任ということで大きな重圧があったという。

リーダーとしての活動を振り返った譜久村
リーダーとしての活動を振り返った譜久村

「結構、つらかったですね。あまり、みんなを引っ張るタイプではなかったので、そういうところで違和感を感じていて。リーダーに向いてないんじゃないかって」と振り返る。それでも「過去に8人のリーダーがいることが私の強みで。(先輩たちに学んで)自分の作りたいモーニング娘をイメージしていきました」と苦しい時期を乗り切った。

 過去には卒業について「私は叶えたい夢があります。やりきったと思えたら、卒業の事を考えます」と話していた。そのことを聞かれた譜久村は「叶わなかった夢はたくさんあります。もっと大きな会場でやりたいというのもありました。山ほどあるんですが、卒業後は、モーニング娘のファンとして一緒に追いかけていきたいと思います。私がずっと目標にしていた『今のモーニング娘が一番いい、と言われたい』というのをずっとずっと継続してもらえたら、すっごくうれしいなと思ってます」と語った。