面倒なことになりそうな予感だ…。立ち技格闘技「K―1 ReBIRTH2」(12月9日、エディオンアリーナ大阪)のPR大使就任を要請された〝世界の田中〟こと皇治(34)が、批判にさらされている。21日の「Krush」後楽園大会で宮田充プロデューサーから受けたオファーは拒否。自ら「PRオジサン」を名乗っているものの〝K―1復帰〟にはアレルギー反応が強い。この現状をどう思うのか、本人を直撃した。

 ――オファーを断った

 皇治 PR大使とかアンバサダーって、かわええ子がやるものやないですか。オッサンの俺がやったらおかしいでしょ。それにK―1ファイターたちのプライドが傷ついてかわいそうや。(2019年に)卒業して他団体にいる俺がPR大使て。俺が逆の立場なら相当悔しいですよ。それに何より、まだ現役なので。

 ――だが、協力はする

 皇治 はい。大使はやらへんけど、PRオジサンとしてできることはしますよ。K―1とKrushにはホンマに感謝してるんで、これが親孝行だと思って。21日も(ABEMAの)視聴数が普段の2倍になったらしいんでよかったですわ。

 ――この形の〝K―1復帰〟にアレルギー反応を示す選手やファンも

 皇治 賛成だけやったら俺の意味がないでしょ。賛否が沸いて当然なので。それにしてもまた、俺の手のひらに転がされてK―1ファイターがピーピー言うてるじゃないですか。それってK―1の意図通りだろうし、俺も「役に立てたな」と思います。これでK―1大阪大会が注目されるんですよ。

 ――特に「(皇治率いる)NARIAGARIから8人出場させてくれ」との発言に選手から批判が上がった

 皇治 アホばっかですよね。8人も出るわけないやんか。そういうジョークをわからへんから、K―1ファイターはアホばっかなんやなと思います。ああ言えばマスコミも記事を書きやすいし、話題になりやすいでしょ。そこらへんを考えてない。これ、RIZINで同じこと言っても、他の選手は文句を言ってこないと思いますよ。わかってるから。まあ、これでブーイングも何も起こらなかったら、存在価値はないのでよかったですよ。

 ――反応は思うツボだ

 皇治 そう。それと、OBとしてK―1ファイターに言いたいことがあるんですよ。なぜ俺にこういう話が来るか、少しは考えろと。エンタメがどうこう言うなら、実力ですべて超えたらええやんか。そんなもん(那須川)天心や武尊は黙っても超えてるわけですよ。悔しいけど。それもできんとピーピー言うのは、一流にもエンタメにもなれない三流ですよ。団体の陰に隠れてSNSでピーピー言うて石投げとらんと、文句あるなら俺のところに来い。俺はそうしてきましたから。

 ――直接言いに来いと

 皇治 昨日だって、文句があるならリングに上がってくればいいんですよ。俺が「皇治劇場」をしているところに。それもせんとSNSでピーピーピーピー…。そりゃ人気出えへんわ。K―1は批判を背負う勇気がないファイターばっかりなんですよ。だから人気が出ないんです。RIZINはみんな批判を背負ってるでしょ? お前らも批判を背負う勇気を持てと。それがPRオジサンからのアドバイスですわ。

 ――PRオジサンとしてやりたいことは

 皇治 俺はメジャーになりたくて必死に努力してるのに埋もれている選手の「道」になりたいんですよ。せやからNARIAGARIだけでなく、自分の名前でそういう選手にスポットライトが当たれば、うれしく思います。それで腹立つなら、それをK―1ファイターがしばき回したらええだけや。