賛否を呼んだあの処分がこの人に影響してしまった。〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)が、まさかの無期限現役続行を宣言だ。

 格闘技イベント「ONE FIGHT NIGHT 15」(10月7日、タイ・ルンピニースタジアム)でマイキー・ムスメシ(27=米国)とグラップリング戦を行う青木は27日、都内で会見を行った。会場には「40歳、窓際の意地」と書かれたパネルが…。「みんな辞めさせたがるんですよね、最近。最後にさせたいようなことだとは思いますけど」と周囲の思惑をくみ取り声をしゃがれさせた。40歳を迎えてから選手としての〝終活〟を意識した発言をしているとあって、当然の流れかと思われるが、生来のあまのじゃくは「試合をしなくなることがあったとしても、辞めることはないです」と一転、生涯現役をぶち上げた。

 決断の理由を問われると「木村〝フィリップ〟ミノルの処分に感銘を受けたからだ」とメガネを光らせる。ドーピング違反が発覚した木村に対し、所属ジムの渡辺一久会長が「X」(旧ツイッター)で「木村ミノルに対して〝無期限の試合出場〟を命じます」と異例の〝処分〟を発表して物議を醸したばかり。青木は「あの判断は指導者として正しい。だから俺も無期限の現役続行を自分に課したんだ」と満面の笑みで明かした。

 妙な決断を下して臨む試合で負けられない理由もある。30日に「絞め技の教科書」と題した寝技の教則動画を発売するのだ。青木は「発売から1週間後のグラップリング戦で情けない試合でもしようものなら売れるもんも売れなくなるだろ。だから負けられない!」と力説。最後に「それはそれとして、向こうに行ったらまた連絡するから」と嫌な言葉を残すと、そのまま空港へ向かった。