将棋の全タイトルを独占した藤井聡太八冠(21)に対し、岸田文雄首相は内閣総理大臣顕彰を授与することを決めた。松野博一官房長官が13日の記者会見で明らかにした。11月中旬に首相官邸で顕彰式を行う。
松野氏によると、首相は盛山正仁文科相から推薦を受けて決定。松野氏は藤井八冠について「日ごろのたゆみない努力と精進によって将棋界初の八冠制覇の偉業を成し遂げ、多くの国民に夢や希望を与えるとともに、伝統的な文化である将棋の普及を通じ、我が国文化の向上・発展に貢献されまして、その顕著な業績をたたえるものであります」と説明した。
藤井八冠は11日に行われた第71期王座戦5番勝負の第4局を制し、通算3勝1敗で永瀬拓矢王座からタイトルを奪った。
内閣総理大臣顕彰の授与は、4月の茶道裏千家第十五代家元・千玄室氏以来。将棋界では1996年、当時の全タイトルにあたる七冠を独占した羽生善治・現九段(日本将棋連盟会長)が顕彰されている。羽生九段は後に国民栄誉賞を授与された。












