緊迫の記者会見で唯一〝笑いをとった男〟はどう感じたか――。
2日に行われたジャニーズ事務所の記者会見が物議を醸している。
故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、社名を「SMILE―UP.」に変更し、将来的な廃業を宣言。性被害者への補償スケジュールを示すなど、9月7日の会見に比べ、大きく踏み込んだ内容となった。
世間の反応もまずまず。ところが、だ。4日になって一部記者を対象とした「指名NGリスト」の存在が判明。会見では前列の記者が挙手しても一向に指名されず、マイクを通さずに質問すると、会場から野次が飛ぶ異様な状況だった。リストの流出により、それらが「単なる偶然」ではない可能性が出ていた。
会見は裏モノ系雑誌「実話ナックルズ」の記者が指名されたことでも話題となった。記者の名前は光輝く頭部がトレードマークのバーガー菊池氏。壇上の東山紀之、井ノ原快彦に向け「退所した方に圧力をかけて干す」というウワサがあるとした上で「今後退所したいという方が絶対出てくる。退所した方を干すとか絶対にしないと約束できるのか?」と質問した。
これに東山は「もちろん」と即答。井ノ原からは退所者と良い関係が築けるよう「ナックルズさんの方で言っていただけると助かります」と頼まれた。
「実話ナックルズ」というワードが出た瞬間、一部記者からは失笑が起きた。これに対し、ネット上では「卑下している」という声も上がったが、当の菊池氏は「全然気にしていませんよ。そりゃあ、ジャニーズの会見にナックルズがいるとは思いませんもんね」とニヤリ。
続けて「僕が質問するまでは、会場は怒号が飛び交ったりピリピリしていました。それで『ナックルズ』と名乗ったら笑いが起きた。緊張と緩和。いい仕事したと思いますよ(笑い)」と胸を張る。
過激なネタを扱う雑誌だけに、本来ならば「NGリスト」に入ってもおかしくないが、うまくすり抜けた。菊池氏によると「僕がジャニーズさんに取材の申し込みをしたのは会見当日の午前中。それで会場に行って、名刺を切ったら入れたんですよ。すべて当日の出来事なので、NGリストに足す時間がなかったのだと思います」という。菊池氏は9月の会見には出席しておらず、顔を覚えられていなかったことも幸いした。
その上で今回のNGリスト問題には「良くないですね。もう1回会見するしかないんじゃないですか? そうなったら、また入れて下さい」と呼びかけた。












