テレビにも出演していた元芸人が〝ルフィ強盗団事件〟以降、話題になっている特殊詐欺になぜ手を染めてしまったのか。
 お笑いコンビ「タカダ・コーポレーション」で「おやきくん」として活動していた正村綱良容疑者(41)が21日、詐欺未遂の容疑で宮城県警に逮捕された。

 警察によると同容疑者は特殊詐欺グループのメンバーと共謀の上、警察官を装い90代の女性に「あなたの住んでいる地区で強盗事件があったから口座を確認する」などと複数回、うその電話をかけキャッシュカードをだまし取ろうとした。不審に思った女性が警察に相談し、犯行は未遂に終わった。調べに対して同容疑者は「弁護士と話してから話したい」と認否を保留している。

 同容疑者は吉本興業に所属し、2006年に相方の大貫幹枝さんと「タカダ・コーポレーション」を結成。11年には少林寺拳法を学ぶために中国に渡り、格闘技イベントに参戦するなど格闘家としても活動し、話題になったこともあった。15年に解散し、同容疑者は退所している。

「コンビ解散の理由もおやきのカネのだらしなさと素行の悪さです。少林寺拳法を習いに中国に行くと言って先輩たちからせんべつをもらってました。一応、行ったみたいですけど帰国してから何の報告もなくて『あれはなんやったんや?』って不信感を持ってた人もいましたね」(当時を知るお笑い関係者)

 吉本退所後は千葉・木更津のスナックで働いていたという。別のお笑い関係者も「芸人時代からとにかくカネ遣いが荒くて評判は良くなかった。スナックでも下半身を露出させて笑いを取ろうとしたり、悪いウワサしかなかった」。

 関係者から相次ぐ悪評。自身のだらしなさが招いた転落だったのかもしれない。