ジャニーズ事務所が7日、都内で故ジャニー喜多川元社長の性加害問題をめぐる記者会見をしたことを受け、〝辞めジャニ〟側からは批判の声が上がった。
ジャニーズ所属時代にデビューして活躍し、その後退所したタレントの事務所関係者は、ジャニーズ側の性加害問題への対応が遅かったため、仕事面で影響が出たと指摘。藤島ジュリー景子前社長が5月、性加害を「知らなかった」と釈明したことを特に疑問視した。
「これによって性加害問題がさらに拡大し、タレントがどう活動しても周囲から好奇の目にさらされることになりました。8月にファンやメディアを招いた上でイベントを予定していましたが、取りやめに。イベントの会見で、性加害問題に関する見解を求められるからです。非常に答えづらい。本当はメディアを通してイベントを広く周知したかったんですが…」
3月から性加害問題がクローズアップされ、国連が動く事態に発展。その間もジャニーズ側の対応は後手に回り、収拾はつかなかった。
それでも8月にはジャニーズがプッシュする「なにわ男子」が日本テレビ系「24時間テレビ」メインパーソナリティーの大役を全うしてみせた。
「性加害当事者の事務所アイドルの『24時間テレビ』は大団円に終わりましたが、こちらはイベント取りやめの憂き目を見た。なにわ男子に非がないのは百も承知ですが、釈然としません。周囲に聞いたところ、(他の辞めジャニでも)仕事のキャンセルなど影響を受けたケースがあったそうです」(同)
一方で、この日の会見で評価した面もあった。
新たにジャニーズの社長に就任した東山紀之は会見で、テレビ各局のジャニーズに対する忖度について聞かれた。元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾は退所した後、地上波の民放テレビ番組に出演できず、一時干された状態に陥った。また、同じく退所した元King&Princeの平野紫耀らもテレビ番組に出演できない懸念がある。
東山はテレビ各局の忖度について「必要ない」と明言。「公平に行くべきだと思っている」と語った。
前出関係者は「(辞めジャニたちの)テレビ番組復帰に弾みがつくとは思います」と歓迎した。












