シンガーソングライターの宇多田ヒカル(40)が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新。母で歌手・藤圭子さん(享年62)の命日に〝死生観〟について投稿した。
藤さんは10年前の2013年8月22日、都内で倒れているところを発見され、その後死亡が確認された。宇多田は「自死遺族の集会に通ってみた時期、精神分析、育児や創作を通して自分と向き合い続けたこの10年で学んだこと」と切り出し、以下のようにつづった。
「死に正しいも正しくないも自然も不自然もない。何かをすると決めた人間がそれを実行するのを周りがいつまでも阻止するのはほぼ不可能。今知ってることをまだ知らなかった時を振り返って『ああしていれば』『なぜ気づかなかった』と自分を責めるのはまだ手放す準備ができていないから」
また「人が何を感じてどんな思いでいたか、行動の動機やその正当さなんて、本人以外にはわからない。わかりたいと思うのも、わからなくて苦しむのも他者のエゴ」とした上で「『理解できないと受け入れられない』は勘違い(恋人に別れを切り出されて理由と説明をやたら要求するひと的な、一種のパニック状態)で『受け入れる』は理解しきれない事象に対してすること。理解できないと理解すること」ともつづった。
最後は「人が亡くなっても、その人との関係はそこで終わらない。自分との対話を続けていれば、故人との関係も変化し続ける。参考になるって思う人が一人でもいたら書いてよかった」とまとめると、「みなさん良い一日を」とハートマークを付けて呼びかけた。
フォロワーからは「とても救われました」「ありがとうございます。大変参考になります」「心に刻みます」といった声が寄せられている。













