俳優・稲垣吾郎(49)の主演舞台「多重露光(たじゅうろこう)」がこの秋、日本青年館ホールで上演(10月6日~22日)されることが7日、発表された。

 同舞台で稲垣が演じるのは写真館の2代目店主・山田純九郎役。写真館で育ち、写真に囲まれた人生は、常に写真に苦しめられてきた。その純九郎が鬱々とした日々の中で憧れの一家の〝お嬢様〟であった麗華に出会うことで、かつて強く求めた家族の愛情に触れられそうな予感を持つ――自身に欠落した愛を求める男の物語だ。麗華役は女優の真飛聖が務める。脚本は演劇界で最も期待される劇作家の横山拓也氏、演出は眞鍋卓嗣氏が担当する。

 稲垣は写真が趣味であることで知られる。それだけに「僕は最近、写真に興味を持っています。オフでも身近にカメラのある生活をしているので、この企画を伺い『多重露光』という作品に縁を感じました」と思いを明かす。

 近年、舞台役者としても評価を受ける稲垣は「稽古は始まっていませんが、まだ見たことない自分に出会えるような予感がします。皆さん、楽しみにしていてください」と意気込んだ。