サトマヤが待望のGⅠ初制覇! 川口オートの川口市制施行90周年GI「第47回キューポラ杯」は17日の最終日、12Rで優勝戦が行われ、4番手スタートから6周1角で首位に立った佐藤摩弥(31=川口)が優勝。女子オートレーサー史上初のGⅠ制覇を達成し、場内は大歓声に包まれた。

 冷静かつ堅実な立ち回りで堂々と勝ち切った。前を行く鈴木宏和が滑った隙を逃さず2周1角で早々にさばくと、返す刀で丸山智史までパスして2番手に浮上。高石光将をさばいて先頭に躍り出た6周1角で、場内のボルテージは最高潮に達した。女子初となるGⅠ制覇への決定打。女子レーサーの先駆者としてオート界をけん引してきたサトマヤが、また新たな金字塔を打ち立てた。

「2番手から先頭に立つまでに手こずって、周回板を見る余裕もなかった」と苦笑したが、終盤は再度迫った鈴木を抑え込む冷静なライディング。「SGの前にまずはGⅠ」と常々話していたこともあり「今までで一番うれしいゴールだった」と、表彰式では感慨深げに振り返り、勝利の余韻に浸った。

 今やオート界で5指に入る屈指の実力者。4月のSG「オールスター」(飯塚)では優勝戦2着と、頂点も視野に入るサトマヤに、待望の勲章が加わった。次のターゲットはもちろん、女子レーサー初のSG制覇。サトマヤにこの枕詞が付く日も、そう遠くないかもしれない。