ボクシングのWBA世界スーパーフライ級王座戦(24日、大田区総合体育館)は、前WBO同級王者の井岡一翔(34=志成)が前WBA同級王者ジョシュア・フランコ(米国)を判定3―0で破り、世界王者に返り咲いた。
昨年大みそかの統一戦がドローに終わった因縁の相手とのダイレクトリマッチ。前日計量で体重を約2・9キロも超過したフランコは王座を剥奪され、井岡が勝てば新王者というの条件で試合が成立した。
井岡はカウンターとボディーで有効打を積み重ね判定3―0の完勝。文句なしの完全決着で、今後は熱望するWBC同級王者WBC同級王者フアンフランシスコ・エストラダ(33=メキシコ)との頂上決戦を見据えた。「あともう少しのところまでエストラダ選手にね。いま一番評価の高い、スーパーフライ級で世界中誰もが知っている選手と戦えるところまで来てるので。それをまずは実現させたいです」と目を輝かせた。
今回のフランコとの再戦を優先させて井岡が返上したWBOのベルトは、当時の指名挑戦者だった中谷潤人(M・T)が巻いている。仮にエストラダ戦後も王座統一を狙っていく場合は、中谷との対戦も浮上する。その可能性について問われた井岡は「それはその時が来たら。そういう選択をする時が来ればします。別に彼を避けているわけではないし、自分がいま戦いたいと思う選手とそのタイミングが来たら戦うだけです」とキッパリ。
あくまでエストラダとの対戦を最優先事項としながらも、中谷との対戦も否定はしなかった。












